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※あくまでセルフケアですので、症状が心配な場合は医療機関にご相談ください。127クコの実やブルーベリーをおやつに解消セルフケア「読書の秋」とも言われ、本に親しむのがぴったりの季節ですね。しかし、最近はスマホで電子書籍を読む方も増えていて、何かと目を酷使しがちです。目を使うことは東洋医学では「血(けつ)」の消耗につながると考えられています。血が不足すると、目に十分な栄養が行き渡らず、視力の低下や疲れ目、ドライアイ、目の痛みといった症状があらわれることがあります。また、目の疲れは、頭痛や肩こりの引き金にもなるので、普段から目をいたわることが大切です。PROFILE働く世代やHSP※の健康をサポートする、神奈川県横浜市の漢方薬店。社会保険労務士で産業カウンセラーの夫とHSPで漢方カウンセラーの妻という夫婦二人体制で、仕事や人間関係の悩み、体調不良の相談に乗っている。カウンセリングでは漢方の基本や体質を分かりやすく説明し、健康になるための養生法やストレスへの対処法などを提案。首都圏のみならず、全国からの相談にもオンラインで対応している。Web:https://gajyumaru-kampo.com/※HSP(Highly Sensitive Person)とは、人いちばい繊細で、人の気持ちや光・音・においなどの刺激に敏感な人たちのことをいいます。漢方の生薬にも使用されるクコの実は「食べる目薬」とも呼ばれ、血行をよくして目の疲れを和らげてくれます。また、ブルーベリーも目に働くアントシアニンが豊富で、眼精疲労やドライアイ、かすみ目、視力低下などに効果があるとされています。乾燥させたクコの実や生のブルーベリーはどちらもそのまま食べられます。目にやさしいおやつとして読書のお供にいかがでしょうか。目尻から少し外側にあるくぼみ「太陽」を指で円を描くように押してみましょう。目の周りには目に効くツボが集まっていますので、目が疲れたら休憩して軽くツボ押ししてみましょう。漢方カウンセリング がじゅまる 目の疲れにおすすめの飲み物は、菊花茶やカモミールティーです。菊花は目の漢方薬にも使われています。菊花やカモミールが入ったティーバッグは飲み終わっても捨てないで、肌に触れられるくらいの温度まで冷めたら目の上に当ててみましょう。菊花やカモミールには眼精疲労の改善やリラックス・鎮静作用が期待できます(キク科アレルギーの方は控えてください)。目の疲れにおすすめのツボた い よ う陽」第21回疲れ目に菊花茶やカモミールティー心 と 体 が元 気 に!「季節のお悩み」「太目の疲れ

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