12辛い食べ物や熱い食べ物はしばらくお休み解消セルフケア夏は暑さで体に熱がこもりやすく、過剰な熱は口内炎の原因になります。暑いからといってビールなどの冷たい飲み物やそうめんやざるそばなどさっぱりした食事ばかりだと、胃腸の働きが悪くなり栄養バランスも偏ってしまい、そういった栄養バランスの乱れが口内炎につながります。また、口内炎は疲れから免疫力が低下するとかかりやすく、夏場は暑さで睡眠不足にもなりやすいので、なるべく休息を取って疲れをためないようにしましょう。※あくまでセルフケアですので、症状が心配な場合は医療機関にご相談ください。口内炎におすすめのツボち そ う倉」第20回PROFILE働く世代やHSP※の健康をサポートする、神奈川県横浜市の漢方薬店。社会保険労務士で産業カウンセラーの夫とHSPで漢方カウンセラーの妻という夫婦二人体制で、仕事や人間関係の悩み、体調不良の相談に乗っている。カウンセリングでは漢方の基本や体質を分かりやすく説明し、健康になるための養生法やストレスへの対処法などを提案。首都圏のみならず、全国からの相談にもオンラインで対応している。Web:https://gajyumaru-kampo.com/※HSP(Highly Sensitive Person)とは、人いちばい繊細で、人の気持ちや光・音・においなどの刺激に敏感な人たちのことをいいます。カレーやトムヤムクン、担々麺などスパイスをふんだんに使った辛い食べ物や、味の濃い料理は口の中を刺激してしまいます。また、あつあつのスープやめん類など、熱い食べ物も口内炎を悪化させる原因になります。口内炎になった時には、辛い食べ物や熱い食べ物はしばらくお休みして、食感が滑らかで柔らかく熱すぎない料理を心がけましょう。唇の両端から1㎝位のところにあります。口内炎の痛みや粘膜の荒れを軽くして、口の粘膜を強くしてくれます。唾液の分泌を促すので、口臭やドライマウスの予防にも良いツボです。漢方カウンセリング がじゅまる 沖縄料理で有名なゴーヤ。独特の苦味には解毒作用があるといわれ、体にこもった熱をしずめてくれるので、赤い口内炎や吹き出物、腫れ物におすすめです。ゴーヤの栄養分は水に溶けやすく熱に弱いため、水に長時間さらさず、サッと加熱するのがポイント。ただし、体を冷やす作用が強いので、胃腸が冷えて軟便や下痢になりやすい人は控えめにしましょう。15赤い口内炎には「ゴーヤ」がおすすめ心 と 体 が元 気 に!「季節のお悩み」「地口内炎
元のページ ../index.html#15