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※あくまでセルフケアですので、症状が心配な場合は医療機関にご相談ください。活動と休息のモードを切り替えよう12解消セルフケア春は、異動や引っ越しなど今までの環境が変わりやすく、知らないうちにストレスがたまりがちです。また、3月下旬から4月上旬にかけて菜の花が咲く頃に降り続く「菜種梅雨」の季節は天気がぐずつきやすく、日中と夜の気温差も大きくなります。環境変化によるストレスや春特有の天候によってめまいが起こりやすい時期ですので、しっかりと養生しましょう。心と体が元気に!「季節のお悩み」第6回PROFILE働く世代やHSP※の健康をサポートする、神奈川県横浜市の漢方薬店。社会保険労務士で産業カウンセラーの夫とHSPで漢方カウンセラーの妻という夫婦二人体制で、仕事や人間関係の悩み、体調不良の相談に乗っている。カウンセリングでは漢方の基本や体質を分かりやすく説明し、健康になるための養生法やストレスへの対処法などを提案。首都圏のみならず、全国からの相談にもオンラインで対応している。Web:https://gajyumaru-kampo.com/※HSP(Highly Sensitive Person)とは、人いちばい繊細で、人の気持ちや光・音・においなどの刺激に敏感な人たちのことをいいます。11内耳の血の巡りが悪くなると、めまいが起こりやすくなります。マッサージで耳の血の巡りをよくすると、めまいを防ぐことにつながります。左右の耳を親指と人差し指で軽くつまみ、上・下・横方向にそれぞれ5秒ずつ優しく引っ張ったり、ゆっくりくるくる回したりして、耳のマッサージをしてみましょう。めまいを起こしやすい方は習慣にして、耳の周りの血流をよくしておくのがおすすめです。めまいを心配して寝込みがちになると、かえって悪化する場合があります。睡眠は不足しても取りすぎても、自律神経のバランスを乱してしまい、めまいを誘発しやすくなります。めまいの予防には活動モードと休息モードをきちんと切り替えることが大事です。目的もなくスマホやテレビばかりを見る生活は避け、体を動かせるときは散歩に出かけるなどして、メリハリのある生活を送りましょう。めまいにおすすめのツボ「風池」は首のうなじの筋のすぐ外側のくぼみ。自律神経を整え、めまいの他に頭痛や肩こりなどにも効果的なツボです。漢方カウンセリング がじゅまる 耳のマッサージで血の巡りをよくしよう「風ふうち池」めまい

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