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ーー昨年11月24日、ティグレ起業・経営革新支援事業の最終審査(プレゼン)が行われました。「起業・経営革新支援事業(上田卓三賞)」は、ティグレ連合会が2015年度に社会貢献事業として開始し今回で8回目。今年は5法人がTV会議で最終審査に臨まれました。それぞれ20分で趣向を凝らしたプレゼンが行われ厳正な審査の結果、栄えある2022年度上田卓三賞(最優秀賞)に輝いたのは、福祉事業の部で特定非営利活動法人JUMP様(大阪)、一般事業の部で農業法人株式会社百SHOWでした。JUMP様は16年にわたり、貧困や性別違和により自然体験や集団活動の機会が制限されてしまう子どもたちに活動の場を提供する事業を行っています。キャンプやハイキング、バスケットボール教室などの取り組みにより、子どもたちがこれからの時代を生き抜く力、コミュニケーション能力、自己肯定感などを育んでいくことを目指しています。百SHOWに欠かせない食の安全に焦点をあて、有機農業の実践、促進、拡大に取り組んでいます。手間ひまがかかる有機農業の規模を大きく組織化することにより、安全性、美味しさと収益性を両立できるようにすること、また若者に夢を感じてもらえる事業を目標としています。害のある子どもたちの体づくりを支援し、「子どもの夢を否定しない、なんでも挑戦させてあげる」をテーマに活動する有限会社T&F様(三重)、一般事業の部の優秀賞は、障害者の雇用の促進、安定化に積極的に取り組んでいる有限会社利通様(福島)となりました。の仮設に使用するお助けシートを開発・販売している特定非営利YA様(札幌)活動法人クオリティー・オブ・ライフ様が特別賞を受賞されました。今年は、最終審査に進まれたすべての法人が受賞されるという大変すばらしい結果となりました。合会様、株式会社ビット様の協賛により、賞金総額210万円が授与されました。審査の冒頭には、2020年に最優秀賞を受賞された豊能障害者労働センター様より、受賞対象事業であるカレンダーYA様は、健康が完成した旨の報告がありました。上田卓三賞をきっかけに新たな事業に取り組み目標を実現しておられること、大変励まされる報告でした。上田卓三賞は2023年度も実施予定です。皆様のエントリーを心からお待ちしています。福祉事業の部の優秀賞は、障また、災害時などの屋根補修今回は部落解放大阪府企業連 農業法人株式会社百SHOW-YA様(札幌)30特定非営利活動法人JUMP様(大阪) クオリティー・オブ・ライフ様(大阪)最優秀賞「福祉事業の部」  優秀賞「福祉事業の部」  有限会社T&F様(三重)起業・経営革新支援事業起業・経営革新支援事業  優秀賞「一般事業の部」  有限会社利通様(福島)最優秀賞「一般事業の部」 特別賞特定非営利活動法人第8回 第8回 上田卓三賞 受賞者発表上田卓三賞 受賞者発表

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