Plusone631
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いている状況で、かつコロナ封鎖解除後、初の現地面接です。どんな手続きや書類が必要なのか、また、新型コロナウイルス感染症対策として何をすべきかといった情報収集を、ミャンマー側の送り出し機関である「ミャンマー・ユニティ」を通じて出発の二か月前から行いました。ところが、毎週のように、申請書類の内容や新型コロナウイルス感染症対策の指示が変更されるため、書類の内容変更対応などで、商用短期EーVISAを正式に取得できたのは、出発5日前。夏期休暇返上で対応する事態でした。て、今回の訪問先ミャンマー連邦共和国(旧ビルマ)についてご存じでしょうか? 読者の中には、第二次世界大戦、映画「ビルマの竪琴」、首長族(パダウン族)などイメージされる方も多いと思います。ミャンマー国民はとても親日的で、少し古い日本のアニメやNHK連続テレビ小説なども放映されているので、日本語に触れる機会も多いようです。お寺で無料の日本語教室が開かれていることもあり、市場などでは、日本人とわかると日本語で話しかけてくる人もいます。ちなみに、ミャンマー語と日本語の基本文法は、全く一緒。だから、単語を覚えるだけで、かなり早く会話ができるようになります。また、歴史的にイギリスの植民地であったことから、義務教育の一環として、幼稚園から英語を習っているため、簡単な英語での意思疎通もできます。しかし、ミャンマー人の多くは仏教徒でも日本の さ 採用面接で夢や意気込みを訴える実習生候補。日本のアニメやドラマの話で盛り上がることもあったミャンマー・ユニティの日本語教育教室では日本語検定N4合格をコミットメント。 5か月間日本語漬けの教育を行い、現場の安全と即戦力の人材育成を図る廣本社⾧から、日本での仕事内容を熱心に聴く採用合格者の2人ティグレニュース廣本社⾧が採用面接の趣旨を説明近隣の鉄工所の協力を得て、屋外に臨時の実技試験会場を設置。暑い日差しの中で慣れない技能確認に取り組んだ■ 外国人技能実習制度の概要送り出し機関募集/選考/教育■ 株式会社KOSEI様 「技能実習生」の現地採用面接の様子13契約監理団体監理団体実習実施支援受入申込/契約関係指導/支援/監査実習先企業実習実施雇用関係事業所TIGRE NEWS技能、技術または知識の発展途上国等への移転を図り、母国の経済発展を担う「人づくり」に協力することが目的。送り出し機関監理団体技能実習

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