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※あくまでセルフケアですので、症状が心配な場合は医療機関にご相談ください。腸が活性化される朝にしっかり食べよう「の」の字マッサージでお腹を刺激しよう12解消セルフケア秋になって空気が乾燥してくると、腸の中も水分不足になりコロコロした硬い便につながり、便秘になりやすくなります。便秘はお腹が張って苦しいばかりでなく、にきびや肌荒れ、痔の原因にもなります。また、体だけでなく心にも影響を及ぼし、便秘が続くと精神的にも不安定に。快便は健康のバロメーターです。食べ物やマッサージで、排便を促していきましょう。心と体が元気に!「季節のお悩み」第4回便秘PROFILE漢方カウンセリング がじゅまる 働く世代やHSP※の健康をサポートする、神奈川県横浜市の漢方薬店。会社の人事責任者としての経験もある産業カウンセラーとHSPで漢方カウンセラーという夫婦二人体制で、仕事や人間関係の悩み、体調不良の相談に乗っている。カウンセリングでは漢方の基本や体質を分かりやすく説明し、健康になるための養生法やストレスへの対処法などを提案。首都圏のみならず、全国からの相談にもオンラインで対応している。Web:https://gajyumaru-kampo.com/※HSP(HighlySensitivePerson)とは、人いちばい繊細で、人の気持ちや光・音・においなどの刺激に敏感な人たちのことをいいます。排便をスムーズにするには、腸が活性化する朝にしっかりと食べることが大事です。食べ物は、さつまいも・ごぼう・ひじき・こんにゃく・切り干し大根・昆布・わかめなどの食物繊維の多いものや、くるみ・ごま・プルーンなどの腸を潤すものがおすすめです。また、起きてすぐに冷たい水を飲むという方法もありますが、胃腸の働きが弱い方や高齢者は、逆効果の場合もありますので白湯にしましょう。便秘の時は腸の動きが鈍くなっているので、お腹をマッサージして腸を刺激しましょう。大腸全体と便がつまりがちな大腸の出口をもみほぐすことで便通を促します。お腹の上に両手の手のひらを重ねて置き、時計回りに「の」の字を描くようにマッサージしてみてください。反対回りだと腸の動きと逆行してしまうので注意しましょう。朝起きた時と夜寝る前に布団の上でマッサージすると効果的です。18便秘時におすすめのツボベルトの高さで腰の左右にあるツボ。腰骨のいちばん上を結んだ線上で、背骨より左右に指2本分外側。あお向けになって背中の下でこぶしを作り、こぶしの一番とがったところをあてましょう。「大だいちょうゆ腸兪」

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