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※あくまでセルフケアですので、症状が心配な場合は医療機関にご相談ください。ハッカ油入りのお風呂でさっぱり眠りの環境を整えよう12解消セルフケア暑くなってくると「なかなか寝付けない」「寝付けてもぐっすり眠れず、途中で目が覚めてしまう」というお悩みの方は多いのではないでしょうか。睡眠時間が減ったり、睡眠の質が落ちてしまうと、体力が低下し夏バテの原因にもなります。眠りの環境を整えることで、暑くても快適に眠ることができます。ぐっすり眠って夏バテにならない体づくりをしていきましょう。心と体が元気に!「季節のお悩み」第3回寝苦しいPROFILE漢方カウンセリング がじゅまる 働く世代やHSP※の健康をサポートする、神奈川県横浜市の漢方薬店。会社の人事責任者としての経験もある産業カウンセラーとHSPで漢方カウンセラーという夫婦二人体制で、仕事や人間関係の悩み、体調不良の相談に乗っている。カウンセリングでは漢方の基本や体質を分かりやすく説明し、健康になるための養生法やストレスへの対処法などを提案。首都圏のみならず、全国からの相談にもオンラインで対応している。Web:https://gajyumaru-kampo.com/※HSP(HighlySensitivePerson)とは、人いちばい繊細で、人の気持ちや光・音・においなどの刺激に敏感な人たちのことをいいます。お風呂上がりに汗がベタベタして寝苦しい方は、ハッカ油を2、3滴浴槽に入れて、お風呂に入るのがおすすめ。ハッカのスーッとした清涼感で血行を良くして、体は温かいまま汗が引くので湯上がりはさっぱりし、気持ちよく眠れます。また、眠気は体がぽかぽかと温まってから、体温が下がってくる頃に訪れます。体が熱いままだと寝苦しくなりますので、お風呂は寝る1~2時間前に済ませましょう。寝苦しく何度も起きてしまいがちな夏は、眠りの環境を整えることが大事です。エアコンは26℃前後の「少し涼しい」と思えるくらいの温度、湿度は50~60%が良いと言われています。エアコンや扇風機の風には直接当たらないように風向きを工夫しましょう。寝具やパジャマは汗をかいてもさらっとする麻などの素材がおすすめです。体が熱い時には首の後ろに冷却枕をすると涼しくなりますよ。19寝苦しい時におすすめのツボ足裏のかかと中央の少しへこんだところ。高ぶった神経を落ち着かせて眠気を誘うので、寝る前に柔らかくもみほぐしましょう。「失しつみん眠」

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