Plusone629
15/36

具体的なサービス例を紹介します。エリアに2店舗とキッチンカーで飲食サービスを展開している会社の経営者から「経営理念や経営方針は定めているものの、それを従業員に伝える場がない。経営数値も共有しながら、従業員のモチベーションを上げて数値目標を達成していきたい」とご相談があり、本サービスの提供に至りました。経営会議には毎回、5、6人の社員全員に参加してもらいます。まず1回目の経営会議では社長からあらためて経営理念とそれに基づく行動指針を説明してもらい、会社がどのような思いで事業を永続させていきたいのか思いを語るところからスタート。その上で、店の立地、特性をふまえた今後のありたい姿と、向こう3年の売上・利益の目標計画を立てます。そして、月次目標は1日ごとの売上・利益、来店客数の目標に落とし込んでいきます。その後は2カ月に1回経営会議を開き、数値目標に達していない場合は、なぜそれができなかったのか原因を探ります。特に売上を増やすためには、客単価を上げるかもしくは客数を増やすかしかやり方はないので、この2つの視点からできる対策をとっていきます。具体的には、家族連れが多本サービスの導入の対象事業者としては以下のような方を想定しています。①金融機関の評価を上げたい方(金融機関のデータベースと連携したシステムにより会社の評価を算出した上で、評価を上げるための財務計画を作成します)②コロナ融資の返済が不安な方(今後返済が成り立つかい店については、小さい子供連れの客に対して子供用の皿をはじめから出すことを決めました。大事なことは、それを誰がいつまでにやるか責任を持たせることです。同社では、サービス導入後1年で、経営者自身の売上・利益に対する意識が変わっただけでなく、社員からも売上向上のためのさまざまなアイデアが出てくるようになるなど、モチベーションにも変化が生まれています。検証し、折り返し融資を含めた助言をします)③今後の事業拡大をお考えの方(社長のビジョンを具現化する計画作成のお手伝いをします)④後継者への引き継ぎを考えている方(社長の退職金づくりと借入金の経営者保証を外すお手伝いをします)ぜひ“心強い番頭”を得て、経営の向上に役立ててください。ティグレニュース15TIGRE NEWS 誰がいつまでに、を明確にし、責任を持たせる このような経営者はぜひ相談を財務診断サービスについて詳しく知りたい方は、お気軽にティグレの各拠点までお問い合わせください。「何で利益を稼いでいて、何で損を出しているのか把握できていない」「具体的にどのような手段を取れば、売上、利益を増やせるのかわからない」「従業員と一緒になって会社を良くしていきたい」といった悩みや思いを抱えている経営者にとって、財務診断サービスはさまざまな気づきを与える良い機会となります。

元のページ  ../index.html#15

このブックを見る