Plusone628
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我妻 5 目標は「1万人の警備人財バンク」います。2022年3月期の業績も非常に好調だったようですが、その要因と、人を基盤にした警備業の将来性についてお聞かせください。前期の業績が好調だった要因の一つが、東京オリンピック・パラリンピックの警備を実施したことです。試合会場のほか、選手が宿泊するホテルなどの警備も行いました。また、コロナ禍において、入国者の宿泊待機施設や軽症者隔離施設の警備の需要も伸びました。人の動員力を発揮して、収益化できたことは今後にもつながると考えています。現在、AIや5Gを活用した警備ロボットだけでなくドローンの活用も進んでいます。ただ、これらを活用・管理し、有事に対処するのは最終的には"人"です。当社は、「先頭に立って、裏方に徹する」という価値観を持っていますが、お客様の安全・安心のラストワンマイルを担うのは、適応力を備えた警備員であるという考え方に軸足を置いています。機械化が進む一方で、"人"の価値はさらに高まっていきます。今後も"人"に投資していきます。ティグレグループ代表SPECIAL DIALOGUE橘 悦二

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