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SNSを使った情報発信でファンを増やし、売上の向上に繋げる(前編)まや日本人の約7割が使っているSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)。SNSの普及により、誰でも気軽に情報をやり取りできるようになり、企業と消費者を繋ぐ新しいメディアとして、企業の認知度や売上の向上効果が期待できる。そこで、SNS活用術の基本知識をまとめてみた。いlSNSとは、テキストや画像・動画によって不特定多数の人たちと双方向で情報をやり取りできるインターネット上のコミュニティサイトのこと。総務省の調査では、全世代の約7割がSNSを利用しており、若い世代だけでなく、高齢世代でもSNSユーザーは増え続けている。Googその背景にあるのは、スマートフォン(スマホ)の普及。スマホユーザーの9割以上が何かしらのSNSを利用しており、いつでもどこからでもアクセスできる気軽さがSNSユーザーの拡大に繋がっているようだ。インターネットで情報収集する時はeなどの検索サイトを使ってキーワードを「ググる」(検索する)ことが多いが、近年、企業のSEO対策(自社のウェブサイトが検索上位に表示されるよう最適化すること)が進んでいるため、必ずしもユーザーが求めている情報が検索サイトで見つかるとは限らないのも実情だ。そこで、若年層を中心に、検索でもSNSを使うユーザーが増えている。例えば、Instagramなどでは投稿の際に、「#」(ハッシュタグ)+「検索ワード」を付けることで、他のユーザーが直接検索できるようになっている。つまり、「#」を付けてSNSに投稿することで、たくさんのユーザーが検索して見てくれる(タグる)機会が増えるわけだ。検索サイトでは上位に表示されなくても、SNSなら多くの人に見てもらえる可能性が広がると言えるだろう。SNSを活用するメリットは、自社のアカウントを持ち、自ら発信することで、費用をかけずに自社情報を拡散できること。「フォロワー」や「友達」が増えるほど、発信した情報が多くの人に伝わり、「いいね」「シェア」「リツイート」などにより拡散され、「フォロワー」「友達」以外の、今まで接点のなかったユーザーにも情報が届く。これはSNSマーケティングならではの魅力とSNSを使ったマーケティングは今や主流となっています全世代で増え続けるSNSユーザー「ググる」から「タグる」へ利用するメリットSNSをマーケティングに30ソーシャルネットワーキングサービスの利用状況(個人)全体6〜12歳13〜19歳20〜29歳30〜39歳40〜49歳50〜59歳60〜69歳70〜79歳80歳以上24.123.238.640.723.642.816.960.080.575.087.178.583.074.878.470.670.459.851.7:令和元年:平成30年0%20%40%80%60%69.0出典:総務省

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