Plusone628
13/36

=÷融資は、短期貸付(返済期間が1年以内となる貸付)と長期貸付(返済期間が1年を超える貸付)に分類されます。長期貸付は証書貸付のように毎月の返済を伴います。それに対し、手形貸付に代表される短期貸付は、月々に返済するのではなく、期日に一括で返済します。本来手形貸付は一時的に資金が足りなくなる際に活用されますが、常時必要となる運転資金の1〜1.2倍であれば、返済期日に同額の融資を受け続けることで返済不要の資金調達として活用できます。そこで、「証書貸付」を「手形貸付」に切り替えることで、月々の返済負担が減り、キャッシュフロー(手元現預金)を増やすことができます。また、「証書貸付」のまたこのサービスでは、金融機関や保証協会が実際に活用し、180万社以上の法人の経営情報が蓄積されている財務データベースから同じ業界・規模の法人の財務指標(業界中央値)を抽出し、それと自社の財務指標とを比べることで、自社の強みや改善点を見つけることができます。例えば粗利会社の総資産に占める自己資本の割合を示します。会社のバランスシートで診断また別の切り口で、保証協会付き融資とプロパー融資(金融機関が100%の責任を負う)に分類することができます。プロパー融資については信用保証料がかからない等のメリットがありますが保証協会付き融資に比べ審査が厳しくなるので、財務内容を改善し格付けを上げておくことが必須となります。返済期間を延ばし月々の返済額を減らすことでキャッシュフローを増やすことができます。財務診断サービスでは、どのような改善策を打てば、どれだけ資金繰りが改善するか、具体的なシミュレーションもできるようになっています。率が業界中央値と比べて低ければ仕入先を見直す、販管費が高ければ人件費を見直すといったように、客観的に自社の状況を把握し、具体的な改善策を考えるヒントが得られます。財務診断サービスについて詳しく知りたい方は、お気軽にティグレの各拠点までお問い合わせください。会社が借入金を何年で返せるのかを表す指標です。借入金額の多さではなく、短い年数で返せるかが重要です。ティグレニュース13計算式計算式債務償還年数(有利子負債ー所要運転資金)経常利益+減価償却費ー法人税大きい方が総資産この割合(大きいほど良い)数値は良い!※所要運転資金=売上債権+棚卸資産−買入債務事業をしている限り必要な運転資金で借入金に含みません。銀行借入金から所要運転資金を引いた額を要償還債務と呼んでいます。実質の借入金(要償還債務)キャッシュフロー(返済原資)数値は少ない方が良い!TIGRE NEWS より良い融資条件の獲得につなげる 資金繰り改善の方法もアドバイス 同業者と比べた強み、弱みがわかる自己資本比率とは?自己資本額÷総資産少なくともプラス、理想は15%超債務償還年数とは?少なくとも10年未満、理想は7年未満資産自己資本負債

元のページ  ../index.html#13

このブックを見る