Plusone628
12/36

金融機関が事業者に対し融資を行うかどうかを判断する際にまず行うのが「格付け(債務者区分)」です。格付けが上がれば融資を受けやすくなり、金利などの融資条件も良くなります。財務診断サービスでは、各事業者の決算書からわかる資金繰りの実態をふまえ、金融機関からどのランクに格付けされているのかを知り、それをもとに資金繰り(キャッシュフロー)改善のための具体的な提案を行います。サービスが受けられる対象は、法人、貸借対照表(B/S)を金融機関は、借り入れを行う事業者に対し以下の5つの区分に分けて格付けを行い、融資判断を行っています。(右図)「債務償還年数」(何年で借入金を返済できるかを示す指標)と「自己資本比率」(総資産に占める自己資本の割合)の組み合わせにより、前者が長いほど、後者が低いほど格付けは低くなります。(左図)また、負債が総資産を超え自己資本がマイナスとなる債務超過の場合、「債務超過解消年数」(現状の利益が続いたとして、あと何年で債務超過を解消できるかを示す指標)が多いほど、さらに格付けが低くなってしまいます。これらの状況を改善し、金融機関からの格付けを財務コンサルティングのご案内作成し青色申告を行っている個人事業です。とくに「金融機関からどのような評価を受けているかを知りたい」「売上が減ったために手元の現預金(キャッシュフロー)が減ってしまい、今後の資金繰りや借入返済に不安がある」「利益が出ているのに資金が残らない」といった悩みを抱えている事業者にとって、このサービスは自社の状況を客観的に把握できる良い機会となります。上げることによって、金利、保証料、借入額などについてより有利な条件で融資を受けられるようになります。12コロナ禍に伴い、2020年春以降多くの中小企業が万が一の事態に備え、借り入れを増やしたこともあり「資金繰りの改善」は大きな経営課題の一つになっています。ティグレでは、決算書をもとに、金融機関からどのように格付けされているかを把握し、資金繰りの改善につなげるアドバイスまで行う「財務診断サービス」(有料)を提供しています。債務者区分正常先要注意先・要管理先破綻懸念先実質破綻先破綻先NEWS 03NEWS 04 財務診断サービスとは? 格付けは実際にどう決まる?自社の「格付け」を知り、資金繰り改善につなげるティグレが提供するティグレが提供する財務診断サービス 財務診断サービス

元のページ  ../index.html#12

このブックを見る