Plus One No.626
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血管の閉塞箇所を飛び越えるようにバイパスでつなぎます。Profile 大木 隆生先生東京慈恵会医科大学 外科学講座統括責任者(チェアマン)、血管外科教授・診療部長。高知県生まれ。東京慈恵会医科大学卒業後、同大学第一外科入局。1995年に米国に渡り、人工血管「ステントグラフト」手術の第一人者として手腕を発揮。「ベストドクター in NewYork」に4年連続で選ばれた。米アルバート・アインシュタイン医科大学モンテフィオーレ病院血管外科部長および同大外科学教授を経て、2006年に帰国。東京慈恵会医科大学外科学講座主任教授、統括責任者に就任。07年、44歳の若さで6診療部、医局員200余名を擁する東京慈恵会医科大学外科学講座統括責任者(チェアマン)に就任した。NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で特集され「神の手」と紹介された。ステント法金属製の網状筒を血管内に挿入することで血管の拡張を維持します。健康診断の定期受診血管拡張用に使用するステントとバイパス用の人工血管(下)21外科手術血管内治療バルーン法閉塞した血管をバルーンで物理的に拡張します。高糖質、高脂質、ハイカロリーな食事をしない適度な運動を習慣にPADにかかりやすい人手術を要するPADの治療法PADを予防するために50歳以上男性喫煙者生活習慣病がある人について末梢動脈疾患(PAD)

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