Plus One No.626
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2謹んで新年のごあいさつを申し上げます。昨年は、新型コロナウイルス感染症の流行がさらに拡大する一方、それに伴いデジタル技術を活かした働き方が定着するなど、私たちを取り巻く社会、ビジネスの環境はかつてないほど大きな変化に見舞われました。ティグレでは一昨年に引き続き、東京、大阪に設けた新型コロナウイルス感染症対策本部を通じ、コロナ関連の給付金、助成金、融資制度などのご相談にお応えし、皆様の事業を支えるべく力を尽くしてまいりました。コロナウイルスの感染拡大につきましては引き続き予断を許さない状況が続いておりますが、ニューノーマルの時代に向け皆様の新しいチャレンジを後押しし、会員の皆さまとともにさらなる飛躍の一歩を踏み出す年にしたいと考えております。進展著しいデジタル技術を活用し事業の変革につなげる、いわゆるDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みを進めることは、ティグレにとっても大きな使命です。そこで、新しい情報共有ツールを導入することによって、皆様の情報が瞬時により多くの社員の目に触れることで、チームとして皆様の課題解決のお役に立つことができるようになるだけでなく、皆様の属性に基づき必要な情報を的確に届けることで、各種制度、研修を今まで以上にご活用いただけるようサポートしてまいります。併せて昨年、ティグレが展開する全国27拠点の税理士法人化が進みました。これにより、記帳代行、税務申告、巡回監査、経営コンサルティングなどの業務について、きめ細かく、継続的に支援する体制がより強化されることになります。皆様と強固な信頼関係を築き、さらなるサービスの質の向上に努めてまいります。さて、今年は寅年です。「ティグレ」はラテン語で「虎」を意味します。この1年、コロナ禍の局面を勇敢さを持って乗り越え、飛躍できる態勢を整え、1年後の2023年に50周年という節目を迎えたいと考えています。 ティグレは今後も「中小企業・小規模事業者の存続と発展を通じて、いのちとくらしを守る社会を実現する」というミッションを掲げ、皆様と共に歩んでまいります。新型コロナウイルス感染症の流行が少しでも収まり、皆様の勇敢な挑戦が実を結ぶ年になることを祈念しております。2022年1月ティグレグループ代表 橘 悦二年頭にあたって

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