正常な肺では、肺胞に張り巡らされた毛細血管を通じて酸素と二酸化炭素の交換(ガス交換)を行っています。有機粉じん 綿肺、コルク肺、農夫肺、サトウキビ肺、線香肺、合成樹脂肺 等無機粉じん アルミニウム肺（金属粉）、酸化鉄肺（溶接工肺）、黒鉛肺 等特定粉じん 石綿（アスベスト）その他 紙粉、穀物粉、煙、油煙、煤、風じん 等肺機能を維持するためには、日頃から肺をしっかり使うことが重要です。肺が膨らんだり縮んだりするイメージを持ちながら深呼吸をすると効果的です。休日には、綺麗な空気を思いっきり吸い込んでリフレッシュができる森林浴もおすすめです。Profile佐野正行先生 HP：https://dr-masa.com/prof/医師・産業医。(株)メディカルアンドナレッジカンパニー代表、ナチュラルクリニック代々木 医師、日本産業医協会 会長、予防医学・代替医療振興協会 学術理事、マーキュリーアカデミー 校長、漢方養生学研究会 会長。地元の名古屋大学医学部を卒業し、国立がん研究センター中央病院、名古屋大学医学部附属病院などで、3000人以上の手術に携わり、がん治療、緩和医療を行う。2011年 (株)メディカル アンド ナレッジ カンパニーを創業し、産業医として活動を開始。食生活改善による健康指導や予防医療、免疫力を上げて未病に対応するなど、「健康に、その人らしく、しあわせに働く」サポートを治療から健康相談まで総合的に行う。自身は、時間に縛られることなく、「白衣を着ない医師」として、国内外で研鑽を積み重ね、しあわせに自由に働いている。著書『最先端のがん免疫療法』は、紀伊國屋、丸善、八重洲ブックセンターなどでランキング1位。肺胞の壁や周辺に炎症が起こると厚くなったり固くなったりしてガス交換の働きが悪くなります。症状が進行して線維化すると肺胞が縮み、呼吸器系の症状がひどくなります。呼吸困難に陥ることも。鉱山や炭鉱、陶磁器製造業、製糸業、石切業、鋳物業、トンネル工事、建築業、解体業など、粉じんの多い環境に従事する職業に見られることが多くあります。19じん肺の進行じん肺の原因となる粉じん深呼吸を日常的に正常肺胞初期進行期について知りましょうじん肺
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