新型コロナウイルスによる外国人採用への影響と今後について

2020年04月16日


目次
日本の出入国の現状について
技能実習生の主な対象国からのアナウンス
技能実習生に関する現状



新型コロナウイルスが発生して以降、これまで世界的に感染が確認されております。これに伴い、日本においても外国人労働者・留学生等の出入国に多大な影響がでております。
その中でも今回は技能実習生の受入れが最も多い国3つの現状と今後の影響についてお伝えします。

※(本コラムは2020年4月3日現在の情報となります。最新情報は随時各省庁や各大使館のホームページをご確認ください。)

新型コロナウイルスによる外国人採用への影響と今後について



日本の出入国の現状について

まず、日本の出入国状況お伝えします。
出入国在留管理庁ホームページでは、次のようにアナウンスされています。

出入国管理及び難民認定法第5条第1項14号に該当する外国人として、特段の事情がない限り、上陸を拒否することとしています。2020年4月3日以降に再入国許可により出国した外国人については、上記の在留資格を有する外国人であっても、原則として特段の事情がないものとして上陸拒否の対象となりますので、本邦に在留している方は、上陸拒否の対象地域への渡航は控えてください

〈4月3日から〉
○ 上陸の申請日前14日以内に以下の国・地域における滞在歴がある外国人
・ アジア:インドネシア,シンガポール,タイ,韓国,台湾,中国(香港及びマカオを含む。),フィリピン,ブルネイ, ベトナム,マレーシア
・ 大洋州:オーストラリア,ニュージーランド
・ 北米:カナダ,米国
・この他、中南米、欧州、中東、アフリカなど多数の地域が指定されています。詳しくは出入国在留管理庁ホームページをご確認ください。

○ 中国湖北省又は浙江省において発行された同国旅券を所持する外国人

○ 香港発船舶ウエステルダムに乗船していた外国人



技能実習生の主な対象国からのアナウンス

技能実習生の主な対象となる各国からは、次のようにアナウンスされています。

■ベトナム
在ベトナム大使館HPより抜粋

新型コロナウイルス感染が世界中に複雑に変化している背景において、ベトナム政府はベトナム国内における感染拡大防止対策を効果的に展開するため、下記の通り、決定しました
・ベトナム政府は、外交、又特別な場合(例えば重要な外交活動に参加する外国の方、専門家、企業管理者、高技能労働者等)以外、ベトナムに入国する国・地域の者に対して、入国許可を停止する
・ベトナム系の方及びその親戚に対して発行された査証免除証明書を一時的に無効にする。
上記の措置は2020年03月22日より有効とする。

■中国
在中国大使館より抜粋

2020年3月28日0時から,現在有効な訪中査証及び居留許可を有する外国人の入境を暫定的に停止することを決定した。APECビジネス・トラベル・カードを有する外国人の入境も暫定的に停止する。
外国人が訪中して必要な経済貿易,科学技術等の活動に従事する場合,及び,緊急の人道主義の必要がある場合には,中国の在外公館に査証を申請することができる。外国人がこの公告以降に発給される査証を有して入境する場合は影響を受けない。

■フィリピン
フィリピン大使館HPより抜粋

新型コロナウイルス発生により、2020年3月8日に宣言されたフィリピン全土における「公衆衛生上の緊急事態」ならびに2020年3月16日に宣言された「非常事態宣言」により、以下の措置を実施します。
2020年3月22日よりビザ免除措置(ビザなし滞在)が一時停止されます。
2020年3月22日までに発給されたビザは、すべて取り消しとみなされます。
同日以降、在外公館で発給されたビザ(主に短期渡航ビザ9a)での入国は認められません。
在外公館からビザの発給を受けた方で、次の項目に当てはまる場合は、ビザ発給一時停止措置の対象ではありません。ビザは無効にはならず、入国は可能です。
フィリピン国籍の配偶者ならびにその子供(過去に発給されたビザ含む)
外国政府や国際機関の職員ならびにその家族
すでにフィリピンに入国している外国人、または、フィリピンの他省庁より発行されたビザをお持ちの方は、今回の措置には該当しません。



技能実習生に関する現状

最後に、技能実習生に関する状況をお伝えいたします。

各国ビザの発給停止と免除処置(パスポートだけで渡航できるビザ)がとられております。
また、これらの処置期間が明確されていないのが現状です。

今後一部の地域である程度新型コロナウイルスの感染が抑えられたとしても、各国の感染状況によっては長期的に入国ができない可能性があります。
さらに通常の受入れが可能になっても、一斉に入出国許可申請を開始することが予想され、入出国に時間を要する可能性もあります。
事前に面接を行い入国を待っている方や、これから受け入れを検討されている事業所には、受入れまで時間がかかる可能性があるということもご承知おきいただければと思います。

また、現在日本で就労している外国人の皆様にも様々な不安があるかと思います。外国人労働者のケアも、我々監理団体と共に所属事業所のご担当者様も積極的に行っていただければと思います。


⇒ティグレ事業協同組合 お問合せはこちら

ティグレ事業協同組合についてはこちら

関連するティグレのサービス:外国人技能実習制度 事業継続力強化計画策定支援サービス